2023-01-12 よい目をしている『ケイコ、目を澄ませて』 映画 映画は動きを見るものだと、再確認されてくれる。 岸井ゆきの演じる耳の聞こえないプロボクサー、ケイコの練習の動き、ジムの練習の音(振動)が気持ちいい。 三浦友和演じるジムの会長が、ケイコを語るとき、「じいっと見ている。目がいい」というが、彼女にとって、目が生命線である。 作中、それをなぞるように、動きでさまざまなことが語られていく。 うつっていく風景、動きと音。 言語化しにくいところが、豊かな映画。 happinet-phantom.com