ときよとまれ

みたもの、きいたものなどのまとめブログです(映画、演劇、展覧会 感想備忘録)

よい目をしている『ケイコ、目を澄ませて』

映画は動きを見るものだと、再確認されてくれる。

岸井ゆきの演じる耳の聞こえないプロボクサー、ケイコの練習の動き、ジムの練習の音(振動)が気持ちいい。

 

三浦友和演じるジムの会長が、ケイコを語るとき、「じいっと見ている。目がいい」というが、彼女にとって、目が生命線である。

作中、それをなぞるように、動きでさまざまなことが語られていく。

 

うつっていく風景、動きと音。

言語化しにくいところが、豊かな映画。

 

 

 

 

 

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