ときよとまれ

みたもの、きいたものなどのまとめブログです(映画、演劇、展覧会 感想備忘録)

❰独占❱によるコンテンツ影響力低下について

Netflix、Disny+、WOWWOWなどでは話題作や人気作品の映像化を独占配信・放送することで、会員数を増やそうとしている。

配信、放送業者にはそれが最適解なのだろうが、コンテンツと視聴者には分断がひろがっているように思う。

 

一方、マンガでは電子書籍で、全話無料公開が大ブームである。

 

コンテンツの魅力を長持ちさせ、人の興味を維持する戦略としては、無料公開の方が正しいように思う。

 

みんなが知っている、少しは見たことのあるコンテンツの力は強大だ。ジブリ作品を見たことがある人のうち映画館で見たことがある人は少数だろう。

繰り返しテレビ放送されてきたことが、影響力を大きくしてきたはずだ。それは、視聴者が同じものを見て話題にする楽しさ、❰国民的人気❱の土台となっている。

 

なにかのときに話題に出して通じること、人が人に薦めることは、もともと知っていないとあり得ない。

Tiger&Bunny2もNHKでみられるタイミングの方が、話題になるだろうし、もしかすると見逃しのためにNetflixに加入する人が増えるかもしれない。

 

まず話題になるためには、人の関心と時間を獲得せねばならない。そのためには、無料でおためしが、まだまだ有効なのだ。

 

NHK版では、ヒーローのコスチュームにでる実在の企業広告がなくなるらしい。

それを考えると民放でやってほしかったような気もする。

www.tigerandbunny.net