ときよとまれ

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映画「 ◯月◯日、区長になる女。」

杉並区にくらす劇作家、監督が、長く住んだマンションが道路予定地であると知り、区議会に興味を持つ。そして、道路計画を見直す区長を求める市民団体が擁立した候補者、岸本聡子と出会い、その選挙戦に並走することになっていく。

 

日常生活は、すなわち政治であるとよくわかる映画。岸本さんの理想の政策選挙と市民団体のこれまでの経験とのぶつかりあい、ポスターをめぐる話し合いのすすまなさも見せ、民主主義の面倒くささと、それでもやりつづける人たちの、守りたい生活の豊かさも映し出す。

 

上映のあと、館内は自然と拍手が沸いていた。

 

 

 

 

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