ときよとまれ

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ねこを称えよ『マーベルズ』

おもしろいパーツはいろいろあるが、うまく組み上がっておらず、全体としては、あまりうまくいっていない映画だった。

 

キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は、宇宙を飛び回り活躍していたが、あるとき、時空の裂け目で不思議な光に触れてしまう。時を同じくしてエージェント・ランボー(テヨナ・パリス)も光にふれ、ミズ・マーベル(イマン・ヴェラーニ)とともに、それぞれ力を発動したときに入れ替わるようになってしまう。原因を探ると、それはかつてキャプテン・マーベルか甚大な被害をもたらした惑星の指導者ダー・ベン(ゾウイ・アシュトン)の企てに繋がっていた。

 

よいところは、ねこちゃん、推しが近くに来すぎて挙動がおかしいオタクことミズ・マーベル、歌って踊るヤン王子(パク・ソジュン)、一瞬しかでないのに素敵すぎるヴァルキリー(テッサ・トンプソン)。

 

よくないのは、脚本か。

キャプテン・マーベルが、宇宙のトラブルに介入しては、被害を拡大させて、解決できずに去るという繰り返しに見える。

アメリカ国旗カラーのヒーローなので、そういう風刺かもという感想も見かけたが、イスラエルパレスチナを攻撃し、アメリカが擁護している今見ると、いたたまれない。

 

 

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