国立西洋美術館に寄贈された一大指輪コレクション、
橋本コレクションの一部を常設展の版画展示室のなかで、
こぢんまりと展示している。
珍しい形の指輪や歴史的な指輪、有名ジュエラーの指輪など、出ているものはよいし、宝石の蛍光の仕組みの解説などもあってよかったが、照明など展示がいまいちだと思った。
展示ケースが低すぎ、指輪を正面から見にくい。
指輪にあたるはずの照明光が見る人の目にかなり入るので、眩しくて指輪がよくみえないケースもあった。部屋全体が暗いため、照明を強く感じるのもあると思う。
せっかくの展示なのにもったいない。
というわけで、いま都内でジュエリー展示をみるなら、
東京駅近くのインターメディアテクの「極楽鳥」展がおすすめ。
こちらはノーストレスで、ジュエリーを堪能できる。しかも無料で。