「アベンジャーズ」と合流していたときの悲しさ、二者択一的な考えは、すっかり忘れて、ガーディアンズらしさを取り戻した本作品。
とても楽しかった。
事実上の主人公はロケット。アライグマの姿をした彼の壮絶な過去があかされる。
ロケットを創造した者たちがあらわれ、彼を取り戻そうと目論むが、ガーディアンズは圧倒的な不利をものともせず、立ち向かう。
軽妙さが魅力の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズであるが、
仲間や種族を越える友愛もひとつの軸になっていると思う。
かつての敵であったり、まったく違う種族であっても、ともに過ごすことで分かりあい、許しあうことがてきる。
ある目的のために生み出された存在であっても、変化し、自分の生を生きることを選んでいい。
徹頭徹尾、それぞれのキャラクターの生き方を尊重した物語とアクションで、すごくよかった。