ときよとまれ

みたもの、きいたものなどのまとめブログです(映画、演劇、展覧会 感想備忘録)

最後のパートはいらなかったのでは『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

テレビドラマで好評の岸辺露伴シリーズの映画版。

若かりし日の露伴が、ある女性から教えられた❰世界で最も黒い絵❱。

その因縁に導かれ、ルーブル美術館へ行くと、奇怪な事件が起こる。

それは絵の呪いなのか。

 

ルーブル美術館の映像も美しいし、ただ者ではない高橋一生岸辺露伴と、うざいがなんだかんだ有能らしい飯豊まりえ演じる編集者、泉くんの、名探偵と助手といった組み合わせもよい。

 

が、最後の❰世界で最も黒い絵❱の秘密が明らかになるパートは、なくてよかったのでは、と思う。神秘のベールがはがれ、すべてがわかると、魅力は失われる。

 

時間制限のタイトな一時間ドラマだったから、間延びせずに済んでいたのかもな、と思った。

 

 

 

 

 

https://kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp/