ときよとまれ

みたもの、きいたものなどのまとめブログです(映画、演劇、展覧会 感想備忘録)

大きな人形というだけで怖い『M3GAN ミーガン』

おもちゃの開発者である主人公は、両親が不慮の事故にあった姪を引き取る。深く傷ついた子どもにどう接したらいいのかわからず、気まずい毎日のなかで、子どもとコミュニケーションをとって、守り導く人形を開発し、姪に与える。

姪はミーガンに心を開き、明るくなっていくが……。

 

ドキッとするところもありつつ、そこまで残虐な場面はないので、見易いホラー作品。怖くないが、等身大人形というだけでなんとなく嫌な感じがする。

ミーガンは人形と道具の中間のようで、きたいされるより機能が大きくなりすぎて、持ち主との関係が破綻したように思う。

子育てを機械に外注したいという主人公の気持ちもよくわかるが、やはりまだこの社会では許されていないのだな、と思った。

 

ジェームズ・ワンの関わった映画はなるべく観るようにしているが、本作はよくできているが普通といったところ。

『マリグナント』みたいなの変な映画がまた見たい。

 

 

 

m3gan.jp

 

wwws.warnerbros.co.jp