高校のころ、放課後つるんでいた仲間たち。時がたち、一人が亡くなり、ダベっていた部屋の片付けを頼まれる。再会した彼ら彼女らはは、亡くなった彼を偲ぶが、思い出話は思わぬ方向へ転がっていく。
ラジオを聞いて興味を持ち、観に行く。とてもよかった。
脚本がおもしろくて、役者もそれにしっかり応えていた。
亡くなった彼は、ずっと部屋にいて、話のなり行きをなんとなく見ている。人の多面性と流されやすさ、「いい話」への回収のされ方と、観客の気持ちをしっかりつかんで揺さぶり続ける、はっとするところがたくさんある芝居だった。