聖心女子大学内で行われている展示。
美術作家の遠藤薫が戦時中に落下傘を作っていた女子工員にインタビューした映像と落下傘、作家・マンガ家の小林エリカによる実父の日記とアンネの日記をモチーフにした作品や、ノンフィクション作家の野村路子が調査した戦時中テレジンの収容所で描かれた絵など、戦争のさなかの子どもたちを考える展示。
それでも世界は生きるに値する、と題されているが、本当にそういえるよう、世界を変えていけるのか。こうして見て知ること、伝えることが、希望なのだろうが、あまりにもはかなくも思える。