ときよとまれ

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色気は男が出すもの 『仕掛人梅安』

藤枝梅安シリーズがテレビで放送されていると、つい見てしまう。

バイオレンス時代劇としてテンポよく面白い。

 

冒頭、ある仕掛け(殺し)の仕事で、父の仇と狙った浪人にとりこまれ、お稚児のように扱われている少年が出てくる。少年の母の依頼で浪人は殺されるが、少年も後追い自殺してしまう。ひとたび支配されてしまうと、そこから抜け出して生きることは難しい、と仕掛人のひとりはいう。そのことが、通奏低音のように映画に響く。

 

藤枝海安は萬屋錦之介伊丹十三が、関西からやって来た同業の近江屋左兵衛という敵役で、ひょうひょうとして憎々しい。自分の妹お園(小川真由美)を腹違いの兄である悪代官に差し出すが、実は左兵衛もお園と関係があった。梅安は、代官、左兵衛を仕掛けようとするが。。。

伊丹十三と相手役小川真由美のお風呂シーンもある。蒸し風呂で相手の女優さんより露出が多く左兵衛、体当たりの演技。全体としての肌色の分量が多いと、女性が脱いでなくてもしっかり濡れ場感がでるな、と思った。

 

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