「365日の献立日記」を見ていたら、もとになった沢村貞子さんの献立日記が映された。それは芹沢銈介の型染めカレンダーで丁寧にカバーされていて、その図案がすてきで、いつか美術館にも行きたい、なにか芹沢の図案のものがほしい、と思っていたのだった。
民藝の展覧会でも名前を見かけていたとおり、芹沢も生活、実用に美を見いだす活動をしていた。美術館では芹沢銈介のさまざまな仕事が、展示されている。
みんなほしくなるが、とくによかったのは、うちわとカレンダー。
柄がみんなかわいい。
カレンダーは復刻版が販売されているので、ぜひ見てみてほしい。
また芹澤銈介美術館は石造りの建物で、美しい。期間限定で夜間観覧もしているりそうだ。登呂遺跡と敷地が一緒で、高床式倉庫(再現)などを通り抜けると、美術館がある。
美しい建物で、生活を彩る実用の美を見ることができた。