太陽の塔、芸術は爆発だ、最近ではTAROMANでもおなじみ、岡本太郎の展覧会にいった。
入ってすぐ、立体や大型の絵画がバンバン置いてあり、そのなかを来場者がうろうろする空間があり、よかった。
あんまり最初から、系統立てて解説するよりは、そのまま見たほうが、岡本太郎的だろう。
わたしは立体作品がすきだ。
フロアを上がると、若いとき、呪術と芸術、大衆と芸術などの切り口で、岡本太郎作品や彼に影響を与えたものが、展示される。
大衆と芸術、壁画についての考え方がおもしろかった。個人に絵を売ることは好まなかったのは、所有者だけが見るよりは、すべての人のための芸術でありたいということらしい。
公共スペースでの壁画は、その前に来た人があたかも自分のもののように自由に見られるのがよい。バラエティー番組や、CMへの出演も大衆の前に身をさらして、勝負していく、という姿勢なのだろう。
有名な「芸術は爆発だ」フレーズのCMも初めて見たが、よいものだった。
なおグッズコーナーは大変充実しており、見れば見るほどほしくなる。
うまくかくな、きれいにかくな。