ときよとまれ

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「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性」@東京ステーションギャラリー

妖しい女性を描く日本画家にして、映画衣装のデザイナーにして考証家。

自分も素人歌舞伎の演目で女形を演じる。

甲斐荘楠音をいろいろな面から照らし出す。

 

日本画もよかったが、圧巻は「旗本退屈男」シリーズの豪華絢爛、なんだこの柄は、な感じの派手派手衣装。 

奇抜でも、下品ではないそのバランスが甲斐荘のセンスのなせる技なのだろう。

 

こんな鮮やかな衣装だったのか!という往年の映画の勢い、華を感じた。

美しいものを見る幸せがある展覧会。

 

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