ときよとまれ

みたもの、きいたものなどのまとめブログです(映画、演劇、展覧会 感想備忘録)

2022 年間ベスト 映画・ドラマの部

今年見てよかった映画とドラマ。

 

映画

『ハウス・オブ・グッチ』

レディ・ガガが演じる主人公が、野心家でエネルギッシュでよかった。

 

ザ・バットマン

今までとは違うテイスト。若くて対人関係が苦手そうなバットマン

 

セリーヌとジュリーは船でゆく』

かわいい悪夢みたいな映画。見たあと『ドラえもん夢幻三剣士』に似た感触。

 

『教育と愛国』

この国がどこに向かっているのかを知るための映画。つらい。

 

『ザ・ロストシティ』

アップデートされたロマンチック・アドベンチャー。文芸エージェントのお仕事は交渉だとみえる。

 

『エルヴィス』

煌めくスター、悪のマネージャー。ステージのギラギラ具合がバズ・ラーマン

 

『こちらあみ子』

主役がすごい。あみ子が孤立無援になるけど、どこかでだれかとつながるかも、という希望もある。

 

モガディシュ 脱出までの13日』

パワーと技のそろった作品。誰が見ても面白いと思う。

 

『セイント・フランシス』

なんにもなってない女が、小さな女の子とその親とのやりとりで、ちょっと救われる。等身大のダメさがよい。

 

『復讐は私にまかせて』

見たことない物語、印象的な奇妙さ。記事あり

 

『RRR』

言わずもがな。パワーと技。記事あり

 

『グリーン・ナイト』

ダークファンタジーでここまで格調を保って、主人公はヘタレというバランスの妙。記事あり

 

『ある男』

映像的美しさ、画面のコントロールが、全体の物語とかみあっていてよかった。記事あり

 

 

 

 

ドラマ

『鎌倉殿の13人』

時間をかけねば描けない物語がある。大河ドラマという時間数を見事に使って、権力の中枢で生きることの残酷さと最後に残る愛。

 

 

『エルピス』

持ち場で働くこと、善く生きること、信じあうこと。まとめると陳腐でありふれたことが、いかに難しく、しかしそれぞれやるべきであるかを描いた。今年だからこそのドラマ。記事あり

 

 

『キャシアン・アンドー』

ディズニープラスでの配信なので、見てない人も多いと思うが、特別な力などない、ちっぽけな人間が抑圧的体制にどう立ち向かうのかを綺麗事でなく描いたドラマ。連帯するのに必要なのは、何より言葉、そして金である。記事あり

 

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 』は鎌倉殿、キャシアン・アンドーとの両立ができず、止まっているので、来年再開したい。

一週間に死ぬ登場人物の許容数には限界があるようた。