ときよとまれ

みたもの、きいたものなどのまとめブログです(映画、演劇、展覧会 感想備忘録)

2023年 よかった展覧会

今年は62展覧会を見た。

人気展覧会は早めに見に行くことが大切だと、年始のディオール展で肝に命じた一年だった。

よかったものをご紹介。

 

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」@東京都現代美術館

早めに見てよかった大賞。夢のような展時空間。

 

「江上幹幸コレクション インドネシアの絣・イカット ~クジラと塩の織りなす布の物語」@たばこと塩の博物館

その地の社会経済に根差した布。自分の知らない人の暮らしをみることで、世界が広がる。

 

「極楽鳥」@インターメディアテーク

レビューしわすれていた。インターメディアテーク所蔵の鳥の標本と、鳥モチーフのジュエリーの展示。内容もさることながら、ジュエリーの展示のしかたが素晴らしい。照明もケースもばっちり。

 

「重要文化財の秘密」@国立近代美術館

重要文化財とはなにか、よくわかる~。授業のような展覧会。

 

「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」@サントリー美術館

ガラス造形の極限を見た。影響を受けて自分でもガラス吹き体験をした。

 

「幕末土佐の天才絵師 絵金」@あべのハルカス美術館

おもしろかった。絵が物語る。

 

「異界彷徨」@大阪歴史博物館

異界と現世のお付き合いの作法。

 

「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」@金沢 国立工芸館

企画のアイデアがもう素晴らしい。中身もよい。

 

池田晃将「虚影蜃光」@21世紀美術館

ポケモン展でも異彩を放っていた螺鈿作品、こちらも凄かった。

 

「発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間」@府中市美術館

みっちりしていて、画面に圧倒される。

 

「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性」@東京ステーションギャラリー

画業だけでなく、映画衣装の実物展示をしたのが見事。

 

「顕神の夢 霊性の表現者 超越的なもののおとずれ」@足利市立美術館

神がかりは絵にもある。

 

「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展@弥生美術館

かわいいおしゃれ。こんなデザインがあるなんてー!

 

「至高の紫 典雅の紅 王朝の色に挑む」@岡崎市美術博物館

色は実物を見るにかぎる。

 

特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」@国立東京博物館

今年の横綱展覧会。見た人をノックアウトする。